「薬品」持ち込みを想定 新幹線車内での不審者対応訓練 激高した男が刃物を振り回す 液体が入ったペットボトルから煙が発生 乗客たちは「SOSボタン」を押して隣の車両に避難

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  • Опубликовано: 25 окт 2024
  • 10月、仙台駅近くを走行していた東北新幹線の車内で、乗客が持ち込んだ液体が漏れて車両が大幅に遅れる事故が発生しました。これを受け、薬品の持ち込みを想定した対応訓練を行いました。
    訓練は、七戸十和田駅から新青森駅の区間を走行中の新幹線の車内で行われ、JR東日本や県警察本部などから、およそ110人が参加しました。
    【不審者役】
    「おい、電話はデッキでやってくれ」
    【乗客役】
    「今終わるから、ちょっと待ってください」
    【不審者役】
    「マナーだろ、マナー」
    「刺すぞ!」
    【乗客役】
    「やべぇ、刃物、刃物!」
    トラブルのきっかけは、乗客同士の口論。激高した男が刃物を取り出すと、乗客たちは、SOSボタンを押して隣の車両に避難します。
    【不審者役】
    「これ、こぼれたら終わりだぞ、このやろう、道連れにしてやるぞ、このやろう」
    男は刃物に加え、液体が入ったペットボトルを取り出して、車掌や警備員を威嚇します。
    【不審者役】
    「こんなもん、もういらねぇよ!」
    【JR関係者】
    「煙が発生しています。避難してください!2号車で煙が発生しています、口を覆って逃げてください!」
    この後、新青森駅で新幹線が停車すると、男の身柄は、警察官によって取り押さえられました。
    車内では、機動隊員が素早く薬品の処理に取りかかります。検知器を使って有毒性があるかを判断し、液体を拭き取ったうえで除染作業を行いました。
    【JR東日本新幹線統括本部新幹線企画戦略部 高橋純世さん】
    「より実践に近いかたちで訓練をすることによって、対応力の向上に努めてまいりたいというふうに思っております」
    「まず乗客の皆様には、ちゅうちょなく『SOSボタン』を押していただいて、また必要により乗務員の指示に従うということと、『110番通報』なども合せてお願いしたい、というふうに思っております」

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